試験を主催してる団体とは?

社労士試験を主催しているのは、全国社会保険労務士連合会 試験センターです。
社労士試験は国の所轄により認定・登録が行われる国家資格です。ですから、試験センターは国から試験を委託された団体ということになります。社労士法にもこのように明記されています。

社会保険労務士法 第10条の2
『厚生労働大臣は、全国社会保険労務士会連合会に社会保険労務士試験の実施に関する事務(合格の決定に関する事務を除く。)を行わせることができる。』

試験の実施元は厚生労働省になるので、試験の出願は「全国社会保険労務士連合会試験センター」に対して行いますが、合格証書には厚生労働大臣の名前で「合格」が通知されます。

■合格したらやってみたい!? 社労士試験の試験監督

全国社会保険労務士連合会は、各都道府県の社会保険労務士会をまとめている機関です。ですから、社労士試験の運営は社労士の団体によって運営されています。ということは、試験の監督員は社労士が行っているということ。日当が良いので、開業したての社労士にとっては、おいしい仕事のようです。(年に一度のことですが…)

■試験問題を制作しているのは?

試験の問題を制作する試験委員って、どんな方々でしょうか? 試験委員は、大学教授を始めとする、学識経験者の方々が多いのだとか。しかも、国に関する政策に携わっている方々が多いのだそう。ということは、試験内容は、「国の考え方」に沿った問題が出題されることが予想できますね。普段から厚生労働省令のホームページや厚生労働白書を見ておき「今、国は何に対して力を入れてるのか?」を考えることは試験対策にもなりますよ。

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