社労士のテキストや問題集の選び方は?

社労士の参考書や問題集はどのようなものを揃えれば良いでしょうか? 人それぞれ好みがありますから、「絶対にコレ!」という基準はありませんが、一般的には下記のものを揃えれば効率よく勉強できると言われています。

 

1.基本書

基本事項の習得に使用する参考書(テキスト)です。情報はどこの出版社でも同じであるため、見やすいと感じたものが一番でしょう。どこをとって見やすいと感じるかは人それぞれだですが、図の量や色遣い、文字の大きさなど色々あります。
迷った時は、「自分の苦手科目を見比べて、分かりやすく書いてある方」を選ぶと良いでしょう。
内容を見比べることで理解がすすむことがあるため、少し薄い基本書をサブ基本書として用意しても構いません。

 

2.過去問題集

問題の量ですが、過去7年分以上掲載されているものが必要です。
本試験で出題された問題がそのまま掲載されている5肢択一式のものと、一問一答形式の肢別で掲載されているものがあります。
正確な知識をたくさん身につけるためには肢別本がオススメ。ですが、1肢ごとに問題を比較して解答を選ぶ、択一式の解法テクニックが身に付かないというデメリットもあることを踏まえてくださいね。

 

3.選択式予想問題集

選択式の対策は過去問では不足と言わざるを得ません。そのため、選択式の予想問題集は絶対に準備しましょう。その際、改正情報も入っている予想問題集を選ぶべきです。なぜなら、選択式は時事的な問題が多く出題されるため、できるだけ新しい情報で勉強する必要あるためです。
また、択一式の対策にもなるため、なるべく問題数の多いものを選びましょう。

 

4.改正法・白書対策

社労士試験は改正法対策が重要です。ですから、重要ポイントがまとまっている参考書(テキスト)や、改正法・白書対策講座が絶対に必要です。
独学で頑張ろうと考えている人たちでも、この点については、スクールの改正法・白書講座を受講するのもやむを得ないと思います。
社会保険労務士試験に出題される白書に、厚生労働白書、労働経済白書がありますが、
http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/index.html
この全てに目を通して理解するのは分量的に不可能に近いですよね?

 

(5)その他

知識を整理して覚えるために必要な教材をお好みで追加してください。例えば、ごろあわせ、横断整理、一覧表、穴埋めカードなど。持ち運んで空き時間に勉強するもよし、直前期の見直しに使用するもよし、色々と使いみちがあります。
ですが、「あれもこれも…」と色々な教材に手を出し過ぎて、どれも中途半端な結果にならないように注意して下さいね。教材を追加する際には、「3回転できるかどうか?」を基準にすると良いと思います。

 

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