社会保険労務士は、人事労務や、社会保険などに詳しい専門家。法令に定めのある書類の作成や、手続きの代行業務などが社労士の独占業務として規定されています。
以前はあまりスポットライトがあたることない職業でしたが、最近は厳しい不況による労働問題の深刻化や、医療・年金制度が不安視されている中で、正しい知識を提供できるアドバイザーとして社会的ニーズが急上昇！メディアへの露出が増え、世間の注目も集まっています。
また、受験者の約６割が働き盛りの30～40代。社会的な重圧が増してくる上、公私ともども忙しくなりがちな30～40代の方々が、貴重な時間を費やしてこの資格の取得に励んでいるのですから、それだけ魅力のある資格だといえます。

■資格の活かし方

社労士の資格の魅力とは？　具体的にはどんなメリットがあるでしょうか？
代表的なものをあげていきましょう。

（１）社会的信用ＵＰ
難関の試験を突破したことで、社内での評価アップ＆転職活動が有利になります。

（２）活躍のフィールドが広がる
「開業社労士」として独立することも、「勤務社労士」として企業に貢献することも可能。定年退職後に開業するシニア社労士、企業内で貢献するママ社労士など様々な方が活躍されています。
他にも「人事労務」や｢年金｣などそれぞれ得意分野に特化してアドバイザーやセミナー講師となったり、｢特定社会保険労務士｣の資格をえて、裁判外紛争解決（ADR）に協力することもできます。社労士資格取得後に、活躍のフィールドが広がることが魅力です。

（３）社会貢献できる
社労士の一番の魅力は、人の役にたて社会貢献できることです。たとえば、通勤中事故にあったり、失業したり…という時に、的確なアドバイスをしたり、必要な手続きをとることができます。また、誰にとっても身近な社会保障についてわかりやすく説明できるため、周囲の人に喜ばれます。もちろん社労士の知識は、自分自身の生活にも大変役にたちます。

• 社労士として期待されること
• 仕事のやりがいと報酬、独立開業について
• 社労士資格の活かし方