資格スクール(予備校)、講座選びのコツ

資格スクール(予備校)選びのコツ

通信講座にしても、通学講座にしても、資格スクールを利用することはお金という対価を払って、「時間」と「ラク」を買うということです。 スクールは日夜、受講生を最短で合格させるために「最低限必要な勉強量」について考えています。このノウハウは、勉強を始めたばかりの素人が得られるものではありません。 また、講師から分かりやすい説明を受けることで、「知識を正確に理解していく」という作業もグッとラクになります。 以下に、資格スクールを選ぶ際のコツをまとめました。

 

1.値段(コストパフォーマンス)はどうか?

たとえば、A社とB社で、初学者向けの通信講座をほぼ同じ値段で販売しているとします。 A社の教材は、基本書と過去問のみで、講師の解説DVDは別途料金が発生します。 一方、B社は基本書、過去問にそれぞれ担当講師の解説DVDがついていて、白書対策など周辺講座もぜんぶフルパック。 このように、似たような内容、同じ値段の商品でも、スクールによって中身にかなりの差が生じていることがあります。 後々振り返って、「時間とお金をムダにした」ということにならないように、表面的な値段だけでなく中身までよーく検討しましょう。 「大手だから大丈夫だろう」という油断は禁物です。

 

2.勉強量を限定してくれるか?

その資格スクールを選ぶことで、どれくらい効率よく勉強できるか? 合格に必要な勉強の負担が減らせるか? を冷静に判断しましょう。機械的に講座を作っていそうなところではなく、信用できる講師やスタッフが、講座作りに参画しているところを選ぶと良いですね。

 

3.理解の手助けになるかどうか?

資格スクール選びの際に、一番重要となるのは、やはり担当の講師のレベルです。 スクールに在籍する講師の力量や評判、相性などをあらかじめチェックしておきましょう。通信講座などはその点がわかりにくいですが、最近はWEBで講義を「おためし視聴」できるサービスも増えてきているようです。

 

2.と3.は資料などを見ただけではなかなか分からない部分ですから、一度資格スクールに足を運んで、使用している教材を見せてもらったり、講座を無料体験してみましょう。最終的には「この先生とは相性が良さそう」というようなフィーリングを重視するのが良いでしょう。

ちなみに山川社労予備校では、インプット講座のすべてが無料で公開されています。スクール選びの際には、ぜひ一度試してみてください。山川講師とフィーリングがあえば、なかなかの「めっけもの」です。
http://yamakawa-sr.net/

 

講座選びのコツ

スクール選びが終わったら、次は講座選びです。
まず初めに、スクール選びと同じように、「学習のどの部分をその講座に頼るのか?」ということを、しっかりと考えましょう。

 

■ 講座選びの3つのポイント

講座を比較検討していると、どれも受けたくなると思います。スクールも不要な講座は商品として用意していませんから、どの講座も魅力的なのは当たり前です。
もちろん、出来る限り全て受けた方がベターなのですが、あえて選択するとしたら、以下の3つを判断材料にしてください。

(1)その講座を受ける目的をはっきりさせる
「自分でやるより、プロに任せた方が効率が良い(自分では出来ない)」というものから、優先順位をつけて選んでいきましょう。たとえば以下の通りです。
・どうしても年金が苦手で、克服したい!→「年金特訓ゼミ」を受講
・選択式の足切りが怖くて、なんとか強化したい→「穴埋め式対策講座」を受講
・独学だけれど、白書だけはプロにお任せしたい→「白書対策講座」を受講
・もう神頼みの心境。一発ヤマを張ろうと思う→「やまよびピンクマーク答練」受講
などなど。どうしても迷った時は、独学では対処しづらい改正法講座や白書対策講座の受講をオススメします。

(2)投入できる予算と相談
予算が決まっているなら、その範囲内で講座を選び、比較的自分に必要ないものを削っていくしかありません。

(3)信用できる講師じゃないものは削る
出来る限りスクールの講座を使ったほうが合理的に学習できることは当然ですが、それは講師の質にも左右されます。
スクールの方もいろんな都合の中で講座を開発していますから、開発予算が少ない講座だってありますし、将来的に育てる目的で新人講師を当て込むこともあります。講師との付き合いで、仕事を回さないといけないこともあるでしょう。
こんなことは、スクールに限らずどの業界でいえることですよね。
どうしても講座の内容的に必要なものは、教材目的で受講するのもありです。

 

■ 結論:事前の情報収集が成功のカギ

一度受講してしまったら、途中で変更するのは骨が折れます。「講座選びに失敗した」ということがないように、事前にしっかりと情報収集してくださいね。

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