社労士会というのは何？

■全国社会保険労務士会連合会とは？

社労士として登録する際には、各都道府県に設置された「社会保険労務士会」に入会しなくてはなりません。これを登録即入会制度と言います。
登録を行っているのは、全国社会保険労務士連合会。都道府県社会保険労務士会の連合組織で東京都に一か所置かれています。
http://www.shakaihokenroumushi.jp/

■都道府県社会保険労務士会とは？

社労士として登録すると、基本的には事務所を構える住所地の都道府県の会に所属します。地域によって登録費用や運営方法も多少異なるようです。さらに各社労士会も、その都道府県の中でさらに「支部」に分かれています。インターネットなどで自分のお住まいの住所地の支部を検索してみると、おおよその活動内容が分かると思います。
http://www.shakaihokenroumushi.jp/footer/list/

■社労士会の活動内容

社労士会の活動内容は、会員である社労士に向けて各種の案内を行ったり、スキルアップのためのセミナーや研修を実施すること。また、国の政策について広報活動を行ったり、市民向けの年金や労働無料相談会を実施しています。たとえば、全国社会保険労務士会が運営している「街角の年金相談センター」では、会員の社労士が対面による年金相談に応じています。無料で市民のために相談会などを行うことは、地域貢献と同時に所属する社労士の研修も兼ねています。また、法律に関する勉強会や、新しい制度の案内を行うなど、社労士会は多方面にわたって重要な役割を担っています。