通学講座と通信講座どっちがいいの?

通学と通信を選択するポイント1

学習方法は主に「通学」や「通信講座」、または「独学」の3パターンがありますが、ここでは「通学」と「通信講座」のメリット、デメリットを改めて確認しておきましょう。

 

■ 通学のメリット

○毎回決められた曜日や時間帯に講義を受講するため、学習にリズムがつけられる
○教室で生の講義が受講できるので、記憶に残りやすい
○講義の後に、分からなかったこを質問できる
○強制的に勉強せざるを得ない状況に追い込まれるので、途中でリタイアする可能性が低くなる
○勉強仲間を作りやすく、仲間内で情報交換をしたり、モチベーションを高めあうことができる

 

■ 通学のデメリット

×通信教育に比べて費用がかかる
×時間的な制約を受ける
×地方では開校していない場合がある

 

■ 通信教育のメリット

○基本テキストや過去問題集など、教材のクオリティーは通学と同程度。CD・DVDや、インターネットなどメディア教材を使用するので、ただテキストを読むだけの学習より、はるかに理解が高まる
(※注意:ただテキストが送られてくるだけの通信教育もあるので要チェック)
○講義で分からないところを、何度でも繰り返して見ることができる
○時間的な制約を受けないので、通勤中などのスキマ時間を活かして、いつでもどこでも勉強できる

 

■ 通信教育のデメリット

×いつでも学習できるというのがメリットである半面、独学と同様に、モチベーションの維持が重要になる
×講師がそばにいないので、講義を聞いてすぐ問題を解決するということができない(インターネット等を通して質問するサービス等は、ほどんどのスクールで用意されている)
×独りで勉強するため、孤独感を感じやすい

 

以上のメリット、デメリットを踏まえて、

「小さな子供がいるから通学は出来ない」
「通信教育ではモチベーションの管理がむずかしそう」

など、それぞれの事情にあった学習法方法を選んでくださいね。

 

通学と通信を選択するポイント2

最近では通学講座と通信講座の垣根がなくなってきているので、どちらも選べる環境にある方は迷ってしまうかもしれません。候補の中からスクールを選ぶ際には、以下の項目をチェックしてみてください。

 

■ 通学を選ぶ場合のポイント―欠席フォロー制度―

検討しているスクールの通学講座の欠席フォロー制度の特徴をしっかり理解しておきましょう。とくに社会人の場合、残業や休日出勤などで講義を欠席する可能性も十分ありえますから、事前にチェックしておきましょう。スクールに問い合わせたら、すぐ教えてくれます。欠席した時、DVDなど通信講座の教材をそのまま提供するところも多いです。
ちなみに山川社労士予備校でも、生講義に欠席された方には、後日DVDと教材をお届けしています。

 

■ 通信講座はスクーリング制度をチェック!

反対に通信講座のほうに申し込んでも、スクーリング制度がオプションでついている場合があります。通信講座に申し込んでいれば、通学講座を受講してもOKというユニークな制度です。通信講座のみと、スクーリング制度をつけた場合の受講料を比較して、あまり値段の開きがないのであれば、通信講座を選んでおく方が賢い選択といえそうです。

 

■ 結論:各スクールのサービスをよく確認しておこう

最近は、上記のように、「通学講座と通信講座のいいとこどり」というサービスが増えてきました。その理由のひとつに、「受講生の途中解約を防ぐため」ということが考えられます。解約返戻金の話になった時、スクール側が不利になることが多いため、「商品を確実に渡せる通信講座」に力を入れている資格スクールが増えてるようです。
理由はともかく、使い勝手の良いサービスが増えていることは、受験生にとっては嬉しい限りですね。

通学講座か通信講座か、どちらか選べる環境にある人は、各スクールのサービスの特徴をしっかり理解して、自分にとってメリットの多いスクールを選んでください。

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